有料老人ホームとは?
入居条件 施設の種類 権利内容
有料老人ホームの種類を知りたい!
有料老人ホームには、どんな種類があるのでしょうか? また、個室の広さは? ここでは施設について説明します。

有料老人ホーム
事業主体 民間企業、社会福祉法人等
対象 年齢は施設による。介護付きの場合は60歳以上が多い
費用 入居金(施設による)、月額利用料(平均15~20万円が一般的)
食事をはじめ、快適な日常生活を送るために必要なサービスを提供する民間施設です。サービスや施設の内容により、費用はさまざま。生活スタイルや立地なども、選ぶ際のポイントになります。さらに有料老人ホームは、以下の4つに分けられます。
健康型有料老人ホーム
食事などのサービスはありますが、自立して生活できる方が対象。そのため、介護が必要となった場合、契約を解除して退去しなければなりません。要介護になった場合、ホーム側が併設、提携している施設に移転といった契約もあります。
イラスト/岡村奈穂美

住宅型有料老人ホーム
食事などのサービスが付いた居住施設ですが、介護サービスはありません。要介護になった場合、外部の居住介護事業所から介護サービスを提供してもらいます。その場合、介護サービスは有料となります。
イラスト/岡村奈穂美

介護付き有料老人ホーム
(一般型特定施設入居者生活介護)
特定施設入居者生活介護に指定された、介護サービスを義務付けられた有料老人ホーム。要介護者3人に対して、介護スタッフを1人以上配置する必要があります。介護サービスはホームのスタッフが提供します。
イラスト/岡村奈穂美

介護付き有料老人ホーム
(外部サービス利用型特定施設入居者生活介護)
外部サービス利用型特定施設入居者生活介護に指定された施設。ホームのスタッフが安否確認等を行い、介護サービスは委託先の介護サービス事業所が提供します。
イラスト/岡村奈穂美

個室の広さ
有料老人ホームの居室は個室が基本ですが、要介護者の介護居室は4人以下の相部屋となるケースもあります。厚生労働省のガイドラインでは、
「有料老人ホームの個室の床面積は、13m2以上」
「相部屋の場合、1人当たり9m2以上」
「廊下幅 1.8m以上、中廊下幅2.7m以上」
と定められています。
但し、すべての居室が18m2の個室で、トイレと洗面所が設置されていれば、廊下幅1.4m以上、中廊下幅1.8m以上となっています。

その他の老人を対象とした施設
特別養護老人ホーム
事業主体 地方自治体・社会福祉法人
対象 原則65歳以上の要介護者
費用 月額4~15万円前後
住宅介護が難しい、要介護者が入居する公的福祉施設。月額費用が低額ですが、その分、要介護であれば誰もがすぐに入居できるわけではなく、介護優先度の高い人から順に入居となります。中には数年待ちというケースも少なくありません。法改定で、現在住居費、食費に当たる2~5万円が自己負担になりました。
養護老人ホーム
事業主体 地方自治体・社会福祉法人
対象 原則65歳以上(所得制限あり)
費用 月額4~15万円前後
主に経済的な事情で生活が困難な人を対象にしているため、所得制限があります。
軽費老人ホーム
事業主体 地方自治体・社会福祉法人等
対象 60歳以上
費用 月額7~15万円
食事が提供されるA型と、自炊の必要なB型があります。原則として自立できていることが条件で、要介護状態になれば、別の介護施設に住み替えなければなりません。
ケアハウス
事業主体 地方自治体・社会福祉法人等
対象 自立可能な60歳以上
費用 月額7~15万円
独立した生活を送るのが困難な人のための公的な施設。前年の収入に応じて利用料金が設定されます。原則として手伝ってもらいながら自立できることが条件で、要介護状態になれば、別の介護施設に住み替えなければなりません。
グループホーム
事業主体 地方自治体・社会福祉法人・民間企業等
対象 65歳以上
費用 月額15万円前後
自立して共同生活が送れる軽・中程度の痴呆症の人が、5~9人のグループで介護スタッフと共に生活する施設です。
療養型医療施設
事業主体 地方自治体・医療法人等
対象 常時の医療の管理が必要な要介護者
費用 月額10万円前後
長期入院できる病院、診療所で、自宅に戻ることを前提としています。個室は少なく、2~4人部屋が一般的です。

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