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刺激を与えられる役割でいたいんです。

介護福祉士
岡安映子さん
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介護福祉士の資格を取得した理由を教えてください。

きっかけは大学時代に映画館で、偶然身体障害者の方の隣に座ったこと。最初は抵抗があったんですけど、映画を観ながら笑ったりしている間に「あ、私と一緒なんだ、変わらないじゃん」ってその人に親近感を覚えたんです。映画が終わる頃には、すごく打ち解けて空間を共有している感じでした。でも、その帰りにショックなことがあって。障害者の方が階段で転んだのにも関わらず、誰も助けようとしないどころか逆に避けて通るんです。私が声をかけて抱き起こすと嬉しそうに笑ってくれました。その時ですね、私は健常者でない方達の手助けをしたい!そう思いました。 |
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資格はどのようにして取得したんですか?

大学卒業後、福祉の専門学校に。卒業と同時に資格が取得できるシステムだったので、2年後に無事取得。授業ではベッドメイキングに始まり、身体の扱い方、寝返りの打たせ方、血圧測定、医学一般の知識などをみっちり学びました。学校に通わなくても通信教育などで資格は取得可能なんですが、私の場合同じ目標に向かっているクラスメイト達がいたからこそお互い励ましあいながら頑張って、就職することができたように思います。今でも繋がりがありますし、理想の介護について語れる友人を得られたことは、大きな収穫でしたね。そして在学中で最も印象に残っていることが、実際の介護実習。現場では圧倒的に介護士の人数が不足していて細かいケアまで手が回らないんです。ああこれが現実なんだなって、授業とのギャップを痛感しましたね。 |
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実際に就職してみてどう?

私は、松戸にある有料の老人ホームケアセンターに就職しました。今ちょうど1年が経過したところで、70歳以上の入居者を24時間体制でケアしています。施設の方針によっても違うと思いますが、私の仕事場は徹底した身なりと、言葉使い、服装が要求されるんです。仕事のシフトも4交代制で、もちろん夜勤もあります。始めてすぐの頃は生活のリズムを掴むのが大変で……。肌荒れもしょっちゅう、ストレス発散の為にスイミングに通ったり、お稽古事を始めたり、人一倍体調管理には気を使っています。そんな生活の中でいちばん嬉しいのは、やはり入居者の方から笑顔をもらえること! それに尽きます。以前、こんなことがありました。食べ物を「いらない」と言って口から出す方がいたんですけど、食前から話を聞いたり好きな歌を一緒に歌ったりしてあげると優しい表情になって、きちんと食べてくれるんです。あの時は本当に嬉しかったですね。 |
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今後、どう仕事に関わっていきたい?

入居者の方は24時間、建物から出ることもないですし、なかには動けない方もいます。なのでそんな日常に少しでも刺激を与えられる存在でありたいですね。身なりだと、髪飾りを変えたり、メイクを少しだけ変えてみたりして。そうすると女性の入居者の方はやはり過敏に反応してくれます。また、四季を感じさせるカルタやトランプ、折り紙などで一緒に遊んだり、少しでも楽しく、入居者の方に時間を過してもらえたら幸せですね。
取材・文/スタイルワークス   |