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在宅介護を行うとき、介護サービスを受ける方法の1つに「訪問介護サービス」というものがあります。これは自宅にいながら、介護サービスを受けられるというものです。受けられるサービスは幅広いため、それぞれのサービス内容を理解して、最適な介護サービスを受けるようにして下さい。
訪問介護とは、在宅で自立支援を行うためのサービスです。ホームヘルパーが訪問し、利用者の能力に応じたプランに沿ってサービスを提供します。食事や排泄、入浴の介助、掃除、料理などの家事援助などがあります。同居家族のいる場合の家事援助や、通院・外出時の付き添いなどを含め、介護を検討している場合にはケアマネジャーと相談して対応を考える必要があります。訪問介護は身体介護と生活介護に分類され、身体介護の方が料金は高くなっています。生活介護の1時間の利用費は自己負担分で300円前後ですが、身体介護では400円前後となります。

訪問入浴介護は、自宅にいながら入浴介護を受けることができるサービスです。看護師とヘルパーが3人1組となって、室内に持ち込んだ浴槽で入浴介護を行います。寝たきりの人でも、安心して入浴することが可能です。入浴前には体温や血圧などの測定を行い、状態が安定していることを確認してからの入浴となります。発熱している場合や血圧が低い・高い場合などには、入浴が中止になることもあります。利用者の状態によっては、清拭や部分的な入浴に切り替えて行います。利用費の自己負担は1200円前後ですが、清拭や部分入浴の場合はさらに負担を抑えることができます。
訪問看護は、定期的に看護師による健康チェックや指導、援助などを受けることができるサービスです。胃ろうやカテーテル、人工呼吸器などの医療的管理が必要な場合に、医師からの指示で利用することができます。訪問介護が介護をメインに訪問するのに対して、訪問看護は利用者の日々の状態観察、処置や管理がメインとなります。何かあれば、医師や医療機関とすぐに連絡を取り、対応することが可能です。1時間の利用費は、自己負担分で500~800円前後が中心となっています。
訪問リハビリテーションでは、理学療法士や作業療法士、言語療法士などが自宅を訪問します。デイケアなどで行われるようなリハビリの実施から、手足の関節の拘縮を予防するためのリハビリ、言語訓練、さらには自宅でいつでも簡単にできるようなメニューを指導してもらうこともできます。訪問リハビリテーションの利用は医師の指示が必要となり、利用費は自己負担分で300円前後となっています。
訪問マッサージは、手足に拘縮などが見られる場合や、麻痺がある場合などに利用します。マッサージ師が自宅を訪問し、マッサージによって血行を促進させて関節や筋肉をほぐします。訪問マッサージは医師の指示がなければ利用することができないため、まずは主治医に相談してみましょう。また、訪問マッサージは介護保険ではなく、医療保険を利用することになります。マッサージ時間は15分から長くても30分前後の場合が多く、一回の費用は自己負担分で500~700円前後になります。
寝たきりなどで自力通院が困難な場合は、医師による訪問診療を利用することができます。指導だけであれば介護保険サービス中の居宅療養管理指導に該当しますが、場合によっては医療保険の適応になることもあります。居宅療養管理指導の利用費は、自己負担分で500円前後になります。
訪問歯科は、訪問診療と同様に自力での通院が難しい場合に利用することができます。歯科医師による訪問と歯科衛生士による訪問があり、指導などを受けるだけであれば介護保険の適応となりますが、治療などは医療保険の適応になります。
歯科医院によって方針が異なるため一概には言えませんが、診療や治療、嚥下訓練などを必要とする場合は歯科医師の訪問、定期的な口腔内の掃除や指導などの場合には歯科衛生士が訪問するケースが多いでしょう。
費用の自己負担分は介護保険適応の場合、歯科医師による訪問が500円前後、歯科衛生士の場合は300円前後になります。医療保険の適応がある場合は、治療内容によって別途費用がかかりますので、歯科医院に問い合わせるようにしてください。

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