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在宅介護のプロ“よっし~”が直伝 ラクラク在宅介護術(17) 衣服の着脱/着替えの必要性、準備、衣服選び

【記事カテゴリー】   在宅介護術

Date : 2012/05/01

衣服の着脱/着替えの必要性、準備、衣服選び

~着替えの必要性を認識し、快適な衣服選びを~

在宅介護のプロ“よっし~”が、簡単で分かりやすく介護術をお届けする大好評連載。第五回目のテーマは「衣服の着脱方法」について。8週に渡り、基本的な衣服の重要性や症状に合わせた着脱方法などご紹介します。第一週は、着替えの必要性、準備、衣服選びについてです。
取材協力・明正会グループ http://www.meisei-g.com/
<取材・文/橋本範子>

着替えの必要性を理解し、スムーズな着脱を

発汗や新陳代謝による汚れから身体を清潔にするためにも、着替えは毎日することが望ましいでしょう。清潔の保持、感染予防の役目を果たします。

 

【着替えが果たす役割】
(1)手足の関節の運動
(2)日常生活への意欲
(3)状況にあった衣服の着用により昼夜のけじめをつける事ができる
(4)気分転換

 

スムーズに衣服の着脱方法を取得するための、準備も重要です。

 

【衣服の着脱準備】
(1)身体状態の把握
手足に麻痺がないか? 座位・立位・保持が可能か? 体調や気分は?
(2)室温調整
特に冬は、入浴後の温度差があまりないように脱衣所をストーブなどで温めておきましょう。
(3)服を着やすいように馴染ませておく
袖部分をつまんで着やすいようにしたり、ボタンを開けておいたりするなど、ちょっとした気配りが重要です。

 

多少時間がかかっても、可能であれば介護される方に“自分で着る”ということを実践してもらい、自信や満足感を感じてもらうように努めましょう。

 

 

着やすさ、着心地の良さを考慮した衣服の選び方

衣服を選ぶ際は、以下を考慮しておくと役立ちます。

 

【衣服の選び方】
(1)マジックテープ付き
(2)ファスナー付き
(3)ボタンが少ないもの、またはボタンが大きく掴みやすいもの
(4)ウエスト周りが比較的余裕があるもの
(5)ズボン留めがないもの

 

(1)は、ボタンデザインの衣服を自分でマジックテープに変えてもいいでしょう。一方、脇が詰まった窮屈なものはNG。場合によっては、ワンサイズ大きいもので脇に余裕があるものを選びましょう。ねまきの場合には、以下のポイントをおさえておくことをおすすめします。

 

【ねまきの選び方】
(1)吸収性の良い木綿
(2)ワンサイズ大きいもの
(3)排泄やおむつの世話がしやすい
(4)洗濯がしやすい

 

ちなみに靴下を選ぶ際は、伸び縮みするもので、ナイロンより木綿がいいでしょう。麻痺側には、水虫の予防にもなる5本指ソックスが適しています。

 

左のようなワンタッチタイプのボタンや、右のようなマジックテープの衣服がおすすめです

 

次回は「座位における半身麻痺のトレーナー・前開きの脱ぎ方」をご紹介していきます!

 

 

プロフィール

よっし~

介護福祉士、ガイドヘルパー(全身性・視覚)。東京都葛飾区にある「ケアサービス新小岩」にて所長を務める。

明正会グループ

 

 

 

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